イベント・セミナー
(2012年)
2012.12.06(木) アフターレポート

SCSKの提唱するビッグデータソリューションセミナー
- 企業に眠る「既にあるビッグデータ」活用に向けての第一歩 -

2012年12月6日(木)、SCSK主催「SCSKの提唱するビッグデータソリューションセミナー 企業に眠る『既にあるビッグデータ』活用に向けての第一歩」を開催しました。

近年「ビッグデータ」というキーワードが世間をにぎわせております。「ビッグデータ」といえば、スマートフォンで飛び交うソーシャルメディア、M2Mといわれるようなセンサーデータ、GPSの位置情報、映像、音声など多種多様なデータを連想されることでしょう。 このような多種多様なデータは、従来の企業活動にはあまり縁のないものでした。それゆえに「ビッグデータ」についても縁遠く感じられ、「キーワードは知っているけれど自社で導入、検討するには時期尚早」という企業様が多いことも事実です。一方、すでに「ビッグデータ」を活用し、ビジネスにつなげる企業様も出てきており、ビッグデータ活用の善し悪しによる競争力格差という事態も現実味を帯びてきています。

本セミナーでは、すでにあるデータに加え、「多種多様」なデータの利用も含め、ビッグデータ活用への道筋をつけるソリューションをご紹介しました。

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当日は、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

セミナー概要

主催 SCSK株式会社
日時 2012年12月6日(木) 13:30~17:30 
会場 SCSK株式会社 豊洲オフィス

プログラム

  • 13:30-13:40

    開催のご挨拶

    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門  ITエンジニアリング事業本部長  池 直樹
    

    本セミナーの開催にあたり、開催のご挨拶とともに、SCSKのビッグデータソリューションのポイントについてご紹介しました。

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  • 13:40-14:10

    『ビッグデータ』基礎の基礎

    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門  ITエンジニアリング事業本部 橋本 明
    

    IT業界に登場してから約5年ほどが経過し、完全に定着した感のあるキーワード「ビッグデータ」。ではこの「ビッグデータ」とは、一体「何の」データで、何がそれほど素晴らしいのでしょうか?

    本セッションでは、「ビッグデータ」という言葉にとらわれることなく、その「紛らわしさ」を整理し、ユーザー企業における「ビッグデータ」の意義やメリットを、「『ビッグデータ』の基礎の基礎」と題し、短時間で解説しました。

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  • 14:10-14:40

    分散システムが描くパフォーマンスの未来 「CouchBase」と「hadoop」のご紹介

    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門  ITエンジニアリング事業本部
    ミドルウエア部 データ連携課長 橋本 明
    

    従来の仕組みでは困難だった、あるいはコストに合わなかった大量データの処理。

    本セッションでは、大量データの処理を得意とする分散処理ミドルウェア基盤「hadoop」について解説しました。あわせて、拡張性に大変優れ、大量データの高可用性が必要となるシステムに最適なNoSQLデータベース製品「CouchBase」について、活用事例を含めて紹介しました。

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  • 14:40-15:10

    マシンデータ解析エンジン「splunk」によるシステム運用管理の品質向上・効率化

    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門  ITエンジニアリング事業本部
    ミドルウエア部 運用管理第2課 手塚 信之
    

    企業システムが生成するさまざまなログ=マシンデータには、運用管理を改善するためのさまざまな情報が含まれています。

    本セッションではまず、データ解析に際し企業が抱えるシステム運用管理・監視における課題を整理しました。そして、マシンデータのリアルタイム解析・可視化を可能にすることにより、システム運用管理・監視の品質向上・効率化を実現する、マシンデータ解析エンジン「splunk」について、その導入効果を事例を交えてご紹介しました。

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  • 15:10-15:25

    休憩

  • 15:25-15:55

    ビッグデータに対応した次世代型情報管理プラットフォーム 「Autonomy IDOL10」

    オートノミー株式会社 並木 昌一氏

    電子メールやチャット、音声、ウェブサイトなど、データベースの列や行に当てはまらない膨大な量の非構造化データは、今や企業内外の情報の90%を占めるといわれています。

    本セッションでは、企業内外のあらゆる情報、非構造化および構造化データを瞬時に理解し、膨大なデータの中から隠れた規則性や関係性を発見し、「情報検索」・「カテゴリ分類」・「予測分析」・「異変察知」等に活用することが可能な次世代型情報管理プラットフォーム「Autonomy IDOL10」をご紹介いただきました。

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  • 15:55-16:15

    ビッグデータ時代のディスクIOボトルネックを解消するSSDソリューションのご紹介

    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門  ITエンジニアリング事業本部
    ストレージネットワークソリューション部  営業支援課 山口 格
    

    ハードディスクの高速化が機械的な制約により限界に入っている現在、増大するデータを高速に、かつ効率的に処理するためには、CPUリソースだけでなく高速なディスクIOが不可欠であり、さらなる高速化にはSSD(フラッシュストレージ)技術が有効となります。

    本セッションでは、ビッグデータに限らずストレージIOの高速化に対する要求に応える、SCSKのSSDソリューションについて、導入事例を交えてご紹介しました。

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  • 16:15-16:35

    CuSA(Cumulus Storage Appliance)スケールアウトNASシステムのご紹介

    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門  ITエンジニアリング事業本部
    エンジニアリングサービス部  エンジニアリングサービス課 大城 正孝
    

    CuSAは、OSSの分散ファイルシステム「GlusterFS」をインストールしたx86サーバを複数台組み合わせたスケールアウトNASシステムです。

    本セッションでは、ビッグデータ時代に最適な低コスト・高パフォーマンスを実現した「CuSA」について、詳細にご紹介しました。「CuSA」とSSDソリューションを組み合わせることにより、SSDの容量問題も解消可能です。

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  • 16:35-17:05

    クチコミ経営へ。「ソーシャル×hadoop=カイゼン」~SCSKグループの取り組みから~

    SCSK株式会社 技術・品質・情報グループ  技術開発部 基盤技術課長 工藤 修一
    

    昨今「ビッグデータ」というキーワードに代表されるように、企業内外の膨大なデータをいかに有効活用すべきかという課題がクローズアップされています。SCSKでは、ビッグデータの一例としてソーシャルメディア(Twitterやブログなど)を取り上げ、データの収集から分析までの一連の処理をパブリッククラウド上で実行できるビッグデータ処理基盤「ISANA」を開発しました。

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    本セッションでは、企業のビッグデータ処理システム構築の課題を解決する「ISANA」について、活用事例やデモンストレーションを交えてご紹介しました。

  • 17:05-17:30

    質疑応答

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当社問い合わせ先

SCSK株式会社
ITエンジニアリング事業本部 ビッグデータセミナー事務局
TEL:03-5859-3735
E-MAIL:ite-seminar@ml.scsk.jp