プラスチック部品の開発/製造における
ワンランク上のCAE技術力向上セミナー
~Moldflowを如何に使い、如何に活用するか~
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Autodesk Simulation Moldflow(以下Moldflow) は樹脂流動解析ツールのパイオニアとして、樹脂成形品に関わる多くの方にご利用いただいております。
本セミナーでは、すでに Moldflow をご使用いただいているユーザ様や、これから樹脂流動解析を活用したいというお客様まで、有益な情報をご提供いたします。今回はワンランク上のCAE技術力を身に付けて頂くためのヒントとして、Moldflowの利用方法、活用事例、ユーザ事例をご紹介致します。
開催案内
主催 | SCSK株式会社 |
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協賛 | オートデスク株式会社 |
日時 | 2012月11月9日(金) 13:30~ |
会場 |
SCSK株式会社 SCSK青山オフィス セミナールーム
東京都港区南青山2-26-1(SCSK青山ビル) |
定員 | 50名 |
参加費 | 無料(事前登録制) |
プログラム内容
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13:15 受付開始
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13:30~13:40 ご挨拶 ~夢ある未来を、共に創る。SCSKのご紹介~
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13:40~14:10 Moldflowの最新情報のご紹介
Autodesk社では、現在開発中の機能を「Autodesk Labs」にて公開しています。
この中からいくつかの機能をご紹介致します。 -
14:10~15:00 成形不良現象発生のメカニズムとMoldflowの活用方法
Moldflowはシュートショット、ウエルド、ヒケ、反りなど様々な解析結果を導き出します。
更には様々な物理量の結果も同時に出力しています。このセッションでは成形時に発生している不良現象の原因について、Moldflowで得られた物理量を基に活用する方法を学術論文、事例などと対比させながらご紹介します。今回取り上げる事例は次の通りです。
- 多数個取りアンバランスフロー
- Earflow(端面先行流れ)
- ヒンジ部外観不良
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15:00~15:30 材料データの重要性について
樹脂流動解析において材料データは重要なファクタの1つです。近年、樹脂流動解析のソルバの改良により解析精度は向上してきました。しかし、材料データが起因の精度問題が少なくありません。そこで、今回は材料データの精度と解析精度の関係や材料要因が解析に与える影響事例をご紹介します。また、Moldflowでは長年に渡り独自の材料測定サービスを実施し、精度アップに向けた取組も行っています。この樹脂測定研究所での取組についてもご紹介致します。
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15:30~15:45 休憩
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15:45~16:15 活用事例発表 ~ヒケの現象を実物とCAEとの相関を検証する~
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16:15~16:45 ユーザ事例紹介
- 遊戯機におけるヒケの検証と対策
- Mineral、Glass Fiber入り材料における反り変形
- 海外自動車メーカにおけるヒケ解析とShowcaseとの連成解析
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16:45~17:15 SCSKのMoldflowソリューションのご紹介
「短繊維強化樹脂を使用した製品の疲労寿命予測手法について」
プラスチックに強度を持たすため、ガラスなどの短繊維を混入する製法は長年実施されてきました。
また、近年の軽量化のひとつとして、金属から繊維入りプラスチック材が使われるケースが出てきました。
しかしながら、金属に比べると短繊維強化樹脂の疲労特性に関する知見は今日でも少なく、重量と疲労強度の要件を両立する最適設計を行うのは難しいのが現状です。
今回、マグナ・インターナショナル・ジャパン様のご協力を得て、同社が参加したプロジェクトでの成果と最新の調査結果についてご講演頂きます。
また、本講演ではMoldflowとの連成解析について並びに今後のSCSKの取組計画などについても発表させて頂きます。
※ 予告なくイベント・セミナーのタイトル、内容などが変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。
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