イベント・セミナー
(2012年)
2012.04.12(木) アフターレポート

IT Initiative Day [SmartPhone & Tablet Special] にSCSKが協賛・出展
BYO時代のマルチデバイス活用と導入手法 ~企業はスマートフォン、タブレットをどう活かすか~

2012年4月12日(木)、SCSKは、翔泳社主催により開催された「IT Initiative Day [SmartPhone & Tablet Special]」に協賛・出展しました。

企業の情報活用ツールは、従来のPCから、タブレット、スマートフォンなど「マルチスクリーン」と言われる多様化の時代に入っています。

とくにスマートフォン、タブレットに関しては、営業や生産などの現場で先進的な活用事例も登場してきています。スマートデバイスのデスクトップ仮想化やクラウドとの連携など、新たなソリューションも登場し業務システムとしての可能性も広がってきています。

また、「個人の私物デバイスの活用」も、BYO(Bring Your Own)と呼ばれる考え方で、導入する動きも出てきました。しかし、こうした流れの中で、従来のITのシステムの統制やセキュリティの見地からは課題も多く生じてきます。

本セミナーでは、企業のマルチデバイスに伴う、ソリューションや事例、導入課題に対する考え方を提示しました。

開催期間中は、たくさんのお客様にご来場いただき、誠にありがとうございました。

IT Initiative Day [SmartPhone & Tablet Special]

開催概要

主催 株式会社 翔泳社
協賛 SCSK株式会社、ソニックウォール ジャパン、マジックソフトウェア・ジャパン株式会社
日時 2012年4月12日(木) 13:00-17:30 
会場 ベルサール九段
定員 200名
参加費 無料(事前登録制)

セミナープログラム

  • 13:00-13:50

    【基調講演】 『ポストPC時代のビジネス戦略』

    ITジャーナリスト 神尾 寿 氏

    基調講演では、ITジャーナリスト 神尾 寿 氏より、「ポストPC時代のビジネス戦略」と題し、次世代ワーキングにおいて、企業のIT投資で重要な「利用率」を高めるスマートデバイスの活用法についてご解説いただきました。
    また、モバイル&シンプルなスマートデバイスの汎用性、拡張性の高さを生かし、新たなサービスやソリューションとセットにすることで、新市場創出を可能とするさまざまな事例についてご紹介いただきました。
     
    ICTジャーナリスト 神尾 寿 氏

    【神尾 寿 氏 略歴】
    日経BP社契約ライター、大手携帯電話会社の委託プランナー(新ビジネス/マーケティング担当)などを経て、1999年にジャーナリストとして独立。
    移動体通信とITSを中心として技術やサービス、ビジネスの動向について取材を行っている。
    現在はジャーナリストのほかに、IRIコマース&テクノロジー社の客員研究員。
    2008年から日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員、モバイル・プロジェクト・アワード選考委員などを勤める。

  • 14:00-14:50

    【セッション1】 ビジネススタイルを変える! ~スマートデバイス先進活用事例のご紹介~

    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門
    ITエンジニアリング事業本部 新規事業開発室 クラウドビジネス課
    課長 吉田 柳太郎

    スマートデバイスの爆発的な普及にともない、これらの技術的論点は毎日のように語られ世の中には情報が溢れるようになりました。
    一方、ビジネスの現場でどのように使われどのように成果が上げられているかは、あまり語られていないのが現状です。
    SCSK株式会社 プラットフォームソリューション事業部門 ITエンジニアリング事業本部 新規事業開発室 クラウドビジネス課 課長 吉田 柳太郎


    本セッションでは、クラウドとの親和性が高くビジネスでの課題解決に効果的なスマートデバイスを、BYOで安心・安全に活用するために不可欠なセキュリティ対策のひとつとして、クラウド統合認証サービス「CLIPS IAS」についてご説明しました。
    またあわせて、SCSKが提供するスマートデバイス・ソリューションの数々を、活用事例を交えてご紹介しました。

    講演資料ダウンロード 新規ウィンドウ (PDF 4,586KB)

  • 15:00-15:40

    【セッション2】 BYOD時代のモバイルセキュリティ ~導入に向けた3つのキーポイント~

    ソニックウォール ジャパン 営業部 アカウントマネージャー 横田 無我 氏

    iPhone/iPadやAndroidといったスマートデバイスの急速な普及に伴い、個人所有の端末を業務でも利用して、より効率的にビジネスを推進しようという考え方が広まっています。しかし一方では、モバイルマルウェアの増加や情報漏洩のリスク、端末管理コストといった懸念事項も多くあります。
    ソニックウォール ジャパン 営業部 アカウントマネージャー 横田 無我 氏


    本セッションでは、このような課題を解決し、スマートデバイスを業務利用するために必要なポイントについて、事例を交えて紹介されました。

  • 15:50-16:30

    【セッション3】 真のマルチデバイス対応を実現する開発ツールuniPaaSとは

    マジックソフトウェアジャパン株式会社 コンピテンシーセンター センター長 山下 和彦 氏

    クラウド時代のフロントエンドデバイスはPCだけではなくタブレットやスマートフォンと多様化が進んでいますが、これら多くのデバイスへの対応やクライアントアプリとサーバアプリの使い分けなど、開発者は複数ツールの利用を余儀なくされ、TCO削減の大きな負担となっています。
    すべてのデバイスに対応するRIAシステムを実現できる開発ツールは開発者にとって不可欠になってきました。
    マジックソフトウェアジャパン株式会社 コンピテンシーセンター センター長 山下 和彦 氏


    本セッションでは、そのような課題を解決する開発ツールのコンセプトと開発スタイルの概要、活用事例などが紹介されました。

  • 16:40-17:30

    【特別講演】 モバイル・グランズウェル ~マルチデバイスとビッグデータ・アナリティクス時代のBYO活用戦略~

    ITビジネスアナリスト 大元 隆志 氏

    今後の企業ITを考えるとき、現在始まっているSCS(SmartDevice + Cloud + SocialMedia)が産み出す企業コミュニケーションの変化、そして今後、到来が予想されるセンサーネットワークによる機械のためのインターネットが登場する「Internet of Things(物のためのインターネット)」といった動向は見逃せません。
    ICTジャーナリスト 大元 隆志 氏


    特別講演では、こうした流れを射程に入れた、これからの企業のコミュニケーションとビジネスのあり方についてご解説いただきました。
    また、BYOが持ち込む物は機器だけでは無く、SCS+Bigdataを活用することでITを企業戦略に活用することが可能となると話され、クラウドポータルとしてのスマートデバイス活用においては、企業のITプラットフォームに、より柔軟性が求められていると語られました。

※ 記載されている製品・サービス名、会社名、ロゴマークなどは該当する各社の商標または登録商標です。


本セミナーに関するお問い合わせ先

SCSK株式会社
営業企画部
城 裕昭
TEL:03-6438-3242
E-MAIL:CSK-PROMOTION.SP@mk.scsk.jp